占星術で詩人を解読ー石垣りんさんを占星術鑑定
詩人・書く女のホロスコープ(西洋占星術)は石垣りんさんです。幼い頃から働いて、家族、会社・社会への思いは詩・エッセイなどでも古びずに後世の女性・働く女たちを励ましてくれます。そして何も変わってもいないことにも愕然とします。エッセイ

1920年2月21日東京生誕時間不明
太陽魚座2度 月は魚座(時間は不明ですが夜中でも午後以降でも魚座)
水星もあり、言葉を得ることを大事にしたい。
魚座は感受性のサインでもあり、ぼんやりとした不確かな家庭を感じさせられます。
射手座のベスタとスクエアであり、このベスタは火のサインのグランドトラインを形成しているので嫁にいかない傾向が強まります。そしてより広大な精神性へと向かい、射手座15度にあるので自分の好きなことを仕事にしたいという思いが強くあります。
月が表す自分の立場の不安定さと本来備わっている精神性がそれを支えていることがわかります。
その精神性を形成する中心は獅子座(永遠の火)惑星は木星と海王星ー逆行中でありますが、自分が天地創造をするように自分が関わり創造を行おうとします。
その創造を他者に見せる。そしていくつかの分野、生活のシーンで自分の能力を発揮するのです。生活の詩という創作姿勢やお勤めをしながら詩作を続けるということがこの姿勢に出ているかもしれませんね。
そして水のグランドトラインもあり、魚座天王星、太陽と合、そこに蠍座火星、蟹座冥王星
14歳から働き始め、家族を養っていたのはりんさんだけだったそうです。
お父さんは3回結婚し、後妻に猫撫で声を甘えているのがとても嫌だったとあり、
そりゃ、火のサインの人の精神性を生きようと必死に頑張っている人間からみるとお辛いですね。
お父さんが働くという世界線から見るとそれは異端かもしれないし、14歳から働いているというのもいたんですよね。
戦前はそういう世界だったといえば、そうなのかもしれませんが、やはり苦難ですよね。
弟さんお二人も働いていらっしゃらないともあり、それは肩の荷が大きいな〜そして後妻と父の・・・
これだけしっかりと水のサインがあると飛び出るなどはできにくいと思われます。それもやり遂げようとされるでしょうね。
あとはやはり柔軟宮のT十字。月、水星、パランと射手座ベスタとフォラス
そして乙女座土星。この土星がパラスと向かいあい、個人としての責任を決めて、ベスタの家族を守るスタンスを作り出したのだと思います。月と水星ですと15歳までの基本的なスタンスとしても形成されます。

ちくま文庫で再販された「ユーモアの鎖国」
こちらが今も古くなく女性が自立して生きる厳しさ、そして自分自身で生きることで言葉を得ることの大事さを感じさせてくれる作品です。
そして梯さんの「この父ありて」を読み、石垣りんさんもあり、より家族、特にお父さんとの関係を知る。
コダマ凛
霊視を主体としてヒーリングセッション・スクールを運営しています。占星術はその方の限界でもあり、可能性。読み方、捉え方次第であなたをこの世界に着地し、宇宙をかける存在であることを思い出させてもくれます。
ご自分の創造性を生かす占星術セッションを行っています。作家志望、アーティストさん、ご自分の趣味をもっと開拓していきたいなどのご相談承ります。セラピストさんも可能です。
才能、特性、活躍の時期、どのタイミングに起こしていけば良いのかなどもお伝えしております。
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