小惑星(アステロイド)占星術ーケンタウルス族

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キロンを中心としたケンタウルス族は家系のカルマそして魂の癒しを表します。私たちの人生において学ぶことを求められること。そして人類、地球上の悲劇や悲しみを乗り越えるあなたの勇気の物語を語ります。

アステロイド占星術はネイタルホロスコープでの10惑星を使用するだけでない、魂、集合無意識、集合意識を読み解き、あなたがこの地球上においてどのような学びを体験するのかを読み解くことができます。

 

よく知られ重要視されるキロンは天文学では、ケンタウルス族という分類の天体に属します。ケンタウルス族は木星と海王星の間の軌道を持つ小惑星群で、なかば彗星のような性質を持つ天体群です。


一般的なケンタウルス族の小惑星を使用しての占星術は上記の、キロン(カイロン)、ネッスス、フォルス、イクシオンが使用されています。

ケンタウルス族は野蛮な存在でもあるが、大変知能が高く、智慧者でもあったのです。そして人間が生きていることで巻き込まれること。想像できるのになぜ、それをやってしまったの?などと言われるような愚かさにも繋がる人間世界の悲劇を語ることが多いように思います。

 

 

それでも先にいくこと。生きることを力強く進めること。その神話的元型によって愚かさを恐れずにその先へと励ます象徴的な意味が与えられています。ケロンのところでお伝えしていますが、ケンタウルス族は一人ではなく、族、そしてその時に共に居合わせた者との関係、何らかの行動を行い、そのことで現象が起こり巻き込まれるというニュアンスがあります。


 

 

ケンタウルス族においては、キロン(カイロン)、フォルス、ネッスス、そしてイクシオンを知るだけでも十分とも言えますが、そのケンタウルス族を知ることによって私たちの精神、感情の学びになることは確かなことでしょう。

ホロスコープカウンセリングにおいてお伝えしています。

 

 


カイロン(キロン)小惑星番号ー2060

英雄たちの教師。ケンタウロス族の中でも特に賢く、医術、音楽、哲学、占星術、武術など様々な分野に秀でていた。捨てられた存在として育ったが教えることのよって他者を導き癒し、自分も救われた。

キーワード:傷・癒し・賢者・シャーマン、教えることで癒える力

人生を通じて向き合う「痛み」と「叡智」占星術では魂のヒーラーとも言われる。自分自身の傷の経験を通して他者を癒す力。

自分が癒せない魂の傷とも言えます。

ケンタウルス族は一人ではなく、族、そしてその時にともにいたものと何らかの行動、現象が起こり巻き込まれるというニュアンスがあります。キロンも争いに巻き込まれ、ヘラクレスが放った毒矢が間違って刺さり、その苦しみから解放されるためにゼウスに頼み、プロメテウスに自分の永遠の命を与えて自死したと言われます。それが自分自身は癒せないと言われもします。

なのでキロンは自死を象徴するとも言われます。

 


カリクロー 小惑星番号 10199

キーワード:神聖なスペース、サポート、沈黙の癒し、聖なる伴侶。

無条件の愛・見守る力、見えない領域でのサポート。自他の境界を尊重する「見守る力」

ヒーラー、そしてヒーリングが行われる場、エネルギー的保護の象徴とも言われます。

ヴェスタの女神の一員。巫女。


ネッススー小惑星番号 7066

キーワード:ネッススーパワーの乱用、トラウマ、加害・被害のテーマ

毒、虐待、境界侵害、カルマの連鎖、罪の意識。深い心理的影。

ヘラクレスの妻に近づこうとして、死後にも自分の悪事によって毒を盛り、影響力を残そうとした罪。

「被害者」「加害者の統合」、カルマ的負債、無意識に受け継がれる暴力の癒し、トラウマ、カルマ(あえて作っている)・パワーの乱用、執着。

ネッスス的な悪は小説や映画でも描かれていますよね。ミステリー、ホラーはまさにこのようなドラマ。ホラーにおける弱者を追い詰めて復讐に駆り立てるということでは、被害者/加害者についての難しい側面を描くということが本質なのだと思われます。

 

 


フォルスー小惑星番号 5145

キーワード:予期せぬ解放、トラウマの噴出、アルコール・薬物の象徴、無意識のトラウマや先祖の記憶が現れる。

触れてはいけないものに触れることで起こる浄化と変容

 

フォルスはその時に飲んではいけない酒壺を開け、そのことで争いが起こらせる発端を作った。

ちょっとしたことが大きな変化を引き起こす。止められない連鎖反応。

このような「止められている、禁止されている」にもかかわらず、やってしまい問題が起こるということの抑制に対しては人間の深い罰としてあるように思います。

ドラマや小説でも小さいことだと思っていたけれど、うっかり甘くみて、大きな問題が勃発するようなことは描かれています。

 


イクシオンー小惑星番号 28978

ギリシャ神話では、殺人と裏切りの罪を犯した人間が神の赦しを再度裏切り、赦したゼウス自身を騙そうとした罪人。永遠に車輪に繋がれて周り続ける。

キーワード背徳、許しの拒否、「繰り返し続ける罪」カルマ、癒しに対する抵抗

私たちの中にある道徳を超える力を持てるかという要素もある

詳細はこちら


一般的なケンタウルス族の小惑星を使用しての占星術は上記の、キロン(カイロン)、ネッスス、フォルス、イクシオンが使用されています。

ケンタウルス族は野蛮な存在でもあるが、大変知能が高く、智慧者でもあったのです。そして人間が生きていることで巻き込まれること。想像できるのになぜ、それをやってしまったの?などと言われるような愚かさにも繋がる人間世界の悲劇を語ることが多いように思います。

 

それでも先にいくこと。生きることを力強く進めること。その神話的元型によって愚かさを恐れずにその先へと励ます象徴的な意味が与えられています。

 


オキロエー小惑星番号 52872

キロンとカリクローの娘。未来を予言する力を持ち、それゆえに神の怒りをかったとも言われる。直観と霊的才能の覚醒。

魂の声を言葉にする使命。未来志向・予言。サイキックな洞察と関連し、「橋渡し」や変化の予感を象徴。カイロンと似て、ヒーラー的要素。女性的。霊的な象徴。


キルラルス(キュラロス)小惑星番号 52975

キーワード:容姿・魅力・美と価値。

美しいケンタウルスとして描かれています。髪も長く美しい姿。まるでロックスターのようです。

このキルラルスが目立つ要素があると見た目に執着する、自己評価、美意識のへのこだわりとなる場合。

とても容姿と人格に恵まれていたため、皆が彼に恋をした。しかし愛したのはヒュロノメのみ。

「見せる自己」から「本質的な自己」への変容を要する。品位という象徴されているのでアスペクトする惑星に品位を与えるまたは下げる。


ヒュロノメー小惑星番号 10370

ケンタウリス(女性のケンタウルス)

キーワード:悲しみの癒し、喪失、愛による変容

恋人の死を追って自死したケンタウルス族の女性。失恋、死別、魂の別れによる深い悲しみ

上記キルラルスと共い結婚式に参加し、その場でラピテーウス族とケンタウルス族の争いが起こります。

目の前で愛するキルラルスが死に至り、その命を奪った槍の上に自分の身体を突き刺して自死をしたと言われる。

 


ビエノールー小惑星番号 852

ビエノールー力強い決断力、他者のための行動、正義のために立ち上がるエネルギー

キーワード:野生・抑圧された本能、男性性のバランス

原初の衝動、肉体性、怒りの統合。抑圧された男性的なエネルギーの回復という意味があります。

「力強い者」という意味


ダモクレスー小惑星番号 5355

ダモクレスー突然の運命、見えない恐怖、権力の裏の乱用

キーワード:緊張・運命の刃・知られざる不安定さ

ギリシャ神話のダモクレスの剣=常に落ちるかもしれない危機という意味。

権力者が抱えざるを得ない権力とその代償における精神的な圧迫。魂のプレッシャー。


私たちの愚かさ、悲劇の側面をケンタウルス族に象徴されているように思います。

私たちが排除したい暴力的、反抗的、弱者への乱暴と規律を守らないことで犠牲者が生まれるかもしれないことに頓着しない愚かさとか。

ケンタウルス族たちをまとめている際に、ホラー小説を読もうとしたり、ホラー映画、サスペンスなどを鑑賞しようとしていました。

ホラー小説は、フェミニズム的な要素、弱者の逆襲、恨み、つらみ、見下すことが平気でのさばっていたりもしてなかなかの荒れ地が描かれることが多いです。ある意味、現代のギリシャ神話。

まさに人間のドラマの中で演じられる悲劇、愚かさ、残酷さを伝える神話の存在たちだと思います。そのドラマを求める人もいるし、それが現実だと思う人もいらっしゃるでしょう。しかし、それでも愚かさを行うことを恐れずに、悲劇を乗り越えて、道理を超えて、常識を超えて選択し、行動することを生きることを励ます象徴が神話の神々であり、カルマなどを象徴化されるケンタウルス族であることは確かです。