サビアンシンボルとは?
古代の人は、ちょうど円になるように天空を360度に分割しました。
現代でも知られている占星術は黄道を12のサインに分け、それぞれのサインを30度ずつ割り当てました。
サビアンシンボルは360個からなる詩文で、牡羊座1度から魚座30度まで一つずつ対応しています。
シンボルの基本は、占星学ですが、シンボルを活用するのに占星学の知識は関係ないかもしれません。
それぞれ一度ずつに詩文がついているのは、このサビアンシンボルを読み解いた霊能者・エルシー・ウィラーの功績です。
1952年、場所は西海岸の港からほど近いサンディエゴにてその霊視(実験)は行われました。
アメリカの占星学者であり、心霊主義者のマーク・エドムンド・ジョーンズと霊能力をもつエルシー・ウィラーによって誕生しました。
エルシーは生涯の大半を関節炎を患い、身動きが取れず車椅子生活を余儀なくされていました。
一般的なタロットほどのサイズの厚紙のカードを用意し、その隅には星座と番号(度数)が振られていました。そのカードを裏にしてエルシーは一つずつ読んで行ったのだそうです。
エルシーは、置かれた裏返しのカードから浮かんでくる映像を伝え、マークはその映像を鉛筆で書き込んで行ったのだそうです。
実験中はジョーンズはカードを切り混ぜていました。全くの無作為。全くの繋がりがないまま裏返しされたカードを霊視していたということです。
90枚ずつ行い4セットを1日で行ったのだそう。全八時間。
とてつもない集中力ですね。
サビアンシンボル誕生のそばにいたサビアン族とは
サビアンシンボルは、古代中東の文化に由来します。
ジョーンズは、「目に見えない媒体」ーサビアンシンボルの誕生に作用した、奥義を知る永遠の意識体ーが存在すると考えました。チャネリングは、古代メソポタミア修道会の一派、サビアン同胞団の一人の「団員」を通じてなされたとみなした。
ジョーンズは、メッセージを伝えてきたのはエルシーに憑依した団員の霊の「声」だと考えました。
サビアン族というのは古代の秘教家の一族で、占星学発祥の地とされているメソポタミアのユーフラテス海岸の街ハランで暮らしていました。ハランは紀元前三千年紀から紀元後まで存在した実在の街。
ハランという街は、占星学者の草分け生み出した古代カルデア人(天文学に優れていた南バビロニア地域の10人)の哲学の宝庫でした。
錬金術師でもあるサビアン一族は、護符魔術や神秘学にも深い造形があったと思われます。
獣帯とは?黄道をとおる太陽
獣帯とは、地上から見た太陽の一年間の通り道に沿って天空に架る想像上の帯です。
一年を通して星々を背景にした太陽の通り道を観測すると、太陽は黄道を移動します。しかし一年は365日あり、それぞれの度数の移動は1日に1度というわけではありません。
サビアンは今の太陽が何座(サイン)の度数を移動中と認識してどのような影響があるのかを認識するように使用されています。そしてネイタルホロスコープを作成し、どのサインの度数に太陽があるのかが人生の創造性を発揮するのかを読み解いていくようにサビアン占星術として利用されています。
わかりやすい解説は下記もご覧ください。
黄道って何? 赤道・白道との違いや季節・星座との関係を解説【親子でプチ科学】







